電気専門設計士として独立を目指されているお客さまより、名刺制作のご依頼をいただきました。

「専門性と信頼が一目で伝わる名刺」をコンセプトに、図面の基準線や配線を想起させるレイアウトと、落ち着いたネイビーを基調とした配色で設計しました。

ご相談・ヒアリング

電気専門設計士として独立を目指す第一歩として、挨拶の場で必要になる名刺を制作したいとのご依頼をいただきました。

名刺制作は初めてとのことで、「どのように進めていけば良いか、一緒に考えながら形にしていきたい」とのご要望でした。

制作開始

名刺を手に取った瞬間に職業が想起されるよう、表面の背景に電気図面を取り入れることをご提案しました。視覚的な手がかりを加えることで、交換後も「電気設計士」という記憶が残りやすくなります。

打ち合わせでは、お客様から電気記号の活用をご希望いただき、表面全体をCAD画面風にデザイン。レイヤー感やフレームのあしらいで世界観を統一し、専門性と遊び心のバランスを整えました。

裏面も同様にCADのフレームを配しつつ、レイアウトは極力シンプルに。情報の優先度に合わせて文字色を段階づけ、デザイン性と読みやすさ（コントラスト・可読サイズ）を両立させています。

最後に

本プロジェクトでは、電気設備の設計に求められる正確さ・安全性・責任感がにじむよう、装飾は最小限に。裏面はシンボルを主役に据えたミニマルデザインとし、ブランドの芯となる印象を強めています。

大切な節目のツールに携わらせていただき、心より感謝申し上げます。新しい名刺が、出会いの第一印象を確かなものにし、今後のご活躍を後押しできますと幸いです。